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世界に通用するブランドの知名度とそのステータスの高さから、アメックス(AMEX)カードに魅力を感じているという人は非常に多い傾向です。
アメックス(AMEX)カードで最もベーシックだといえるのがグリーン。
しかし、そのグリーンは初年度の年会費が無料でありながら、一般的なクレジットカードのゴールドカードレベルの待遇を受けることができるというのが有名です。
それゆえに、とても人気があるカードとなっています。
そんなアメックス(AMEX)カードの締め日について、ご紹介しましょう。
アメックス(AMEX)カードの締め日は金融機関によって違う

アメックス(AMEX)カードの締め日は、「どの金融機関で支払いをしているか」によって違います。
アメリカン・エキスプレス・カードの公式サイトで作ったクレジットカードを使っている場合、支払い日に応じて大きく分けて3つほど締め日があるのです。
最も多いのは、毎月19日前後を締め日としているケースです。
この場合、翌月10日が支払日と設定されています。
つまり、その月の20日~翌月19日までに使った分の支払いを翌々月の10日に引き落としされることになりますね。
金融機関によっては3日前後に締め日で毎月21日支払い、7日前後が締め日で毎月26日が締め日という場合もあります。
ただ、アメックス(AMEX)社以外でカードは作った場合、この3つの締め日や支払日にあてはまらないこともあるので注意しましょう。
アメックス(AMEX)カードの裏面を確認すると、そのカードがどこで発行されたものかということがわかりますよ。
また、同じアメックス(AMEX)カードでも法人向けに作られたカードの場合は、この締め日や支払日があてはまらない場合もありますので気をつけたほうが良いですね。
締め日などがわからなかったときは、カード裏面に記載されているコールセンターで早めに確認をとっておくのがおすすめです。
締め日が土日の場合はどうなるの?

アメックス(AMEX)カードの締め日は、必ず平日にくるとは限りません。
もし締め日が土日や祝日など銀行が休みの日になっていた場合は、どうなるのでしょうか。
一般的な金融機関の場合、月曜日~金曜日まで営業していて、土日祝日は休みになっているところが多い傾向です。
ネット銀行はメンテナンス時間以外365日営業していますので、その場合はまた別の話になりますね。
アメックス(AMEX)カードの締め日自体は、土日祝日であろうと関係なく変わりません。
締め日が19日で、その日が土曜日だったとしても21日の月曜日に締め日が変更になるということはないのです。
一方、支払日が土日とかぶってしまった場合、銀行などは休みなので翌営業日である月曜日が支払日となります。
祝祭日の場合も同じで、金融機関はほとんど休みになるので、その翌営業日が支払日です。
この点は一般的に銀行などの金融機関で振り込みをするときも同じなので、わかりやすいですよね。
締め日の確認はwebでする方法とコールセンターに電話をする方法があります。
webは会員専用のマイページで確認ができます。
ログイン後にマイページの「ご利用金額」の部分を見てみましょう。
コールセンターの電話番号はそれぞれのカードの裏面に書かれていますよ。
締め日と支払日はセットで変更可能!
アメックス(AMEX)カードの締め日や支払日は、変更できるのをご存じでしょうか。
19日が締め日で翌月10日が支払日となっていることが多いアメックス(AMEX)カードですが、自分の都合の良い締め日と支払日に変更することも可能です。
もちろん、好きな日を締め日にできるというわけではなく、19日以外の締め日では3日もしくは7日です。
どちらの場合も支払日は、締め日と同じ月となります。
3日締めでは21日が支払日、7日締めでは26日が支払日です。
変更したいときは、コールセンターに電話をして締め日と支払日の変更をしたい旨を伝えましょう。
ただし、例外もあり支払いに利用している金融機関側によっては締め日と支払日の変更をできないことがあります。
締め日と支払日はセットになっていると考えておくほうが良いですね。
締め日のみを変更して、支払日はそのままといったことはできないのです。
さらに、変更をすると一時的に利用料金に関して集計する期間が長くなります。
例えば、19日締めの翌月10日払いという設定から3日締めの同月21日払いに変更をします。
19日締めの利用料金の集計期間は、20日~翌月19日までの間で計算されます。
そして、支払いは翌々月の10日です。
これを3日締めに変更すると、利用料金の集計期間は20日~翌々月の3日までとなり、支払いは翌々月の21日となるのです。
これについて理解しておかないと、支払いの金額が考えていたより多くて困ったということになりかねないので注意しましょう。
希望する締め日にできないときは支払いに使う金融機関の変更を
アメックス(AMEX)カードの締め日と支払日を変更したいけれど、今支払いに使っている金融機関では、その締め日に対応していないというケースがときどきあります。
この場合はどうするかといえば2通りありますね。
1つ目は、締め日などを変更できないので諦めてそのままにしておくということです。
締め日や支払日を変更しようとした理由が特になければ、それまでと同じ締め日と支払日で利用していくのも良いでしょう。
変更手続きをすることで生じるデメリットなどもありますので、手間をかけたくないということであれば変更なしでいくのがおすすめです。
2つ目は、支払いに使っている金融機関そのものを変更してしまうという方法です。
今利用している金融機関で対応していないのなら、対応している金融機関にしてしまえばOKです。
金融機関を変更する場合、アメックス(AMEX)カードの公式サイトにある預金口座振替の依頼書や専用の封筒を利用しましょう。
公式サイトにあるものを、そのままプリントアウトして使えます。
あとは必要事項を依頼書に記入して、専用封筒に入れて送るだけです。
手続きを行ってから明細書の金融機関名が実際に変わるまでは、大体1~2カ月ほどかかります。
理由があって締め日などの変更をしたいときは、早めに行動をおこしたほうが良いですね。
カードのステータスによって締め日が違うことはない
アメックス(AMEX)カードといっても、基本的なグリーンからゴールド、プラチナなどさまざまなステータスがあります。
こういったステータスの違いは、それぞれに利用できるサービスや優待と関係しています。
ステータスがアップすればアップするほど、より良いサービスを受けることが可能です。
そして、それこそがクレジットカードでステータスの違いがある場合の醍醐味といえるでしょう。
高いステータスのカードを持っている人は、精神的な満足感と同時に物理的な満足感も得ることができるのです。
しかし、締め日に関してはステータス別で決められているわけではありません。
グリーンの人もプラチナの人も等しく、支払いに利用している金融機関によって締め日と支払日が決められています。
そういった面はステータスが上だからといって、特別扱いとなることはありません。
もしグリーンからゴールド、やがてプラチナにステータスを上げていきたい場合は、カードをこまめに利用することも良いですが、支払いもきちんと遅れないようにすることが大切です。
そのためにも、支払日はいつなのかということは必ず確認をしておきましょう。
支払日当日に残高不足で支払えないということがないように、前もって十分なお金を口座に入れておくのがおすすめです。
給料日後に支払いをしたい人は、それに合わせて締め日と支払日を決めると便利ですよ。